うつわ製作の合間に
子供から手が離れた40歳代前半、時間に余裕ができていました。今思えば、何か自分の為の時間を探していたのかもしれません。
ある時、知人の家に行くと公民館で陶芸体験があったそうで、手びねりの作品を見せてくれる事に。
いびつな形も素敵で、手に取ってみると、とてもあったかくて…。
そんな経験をしたちょうどその頃、近所に新しく洋服のお店が開店。何度か行くうちに、店員さんと親しくなっていました。
会話の中で、「陶芸したいなっ」と云ったら、「何と、園崎さん!このビルの上階に陶芸教室があるんよ!」って…。
…思いって繋がって行くものですね。その出会いから何年たったのだろう…。
家族5人の食卓を「自分で作陶した器で」彩りたくて、陶芸を始めました。
当初、出来た器は、とても重かったり、形がいびつだったり…でも、自分で作った作品は、なにものにも代え難く、苦戦しつつも楽しんで続けてきました。
ライフスタイルが変わった今も、家族が大勢集まる際には、作品が大活躍。
友達にプレゼントすると喜んでもらえる作品が出来るようになった現在、その嬉しさを感じながら、作陶しています。
陶芸を通じて、たくさんの友が出来た事にも感謝。
初めて手びねりで器を作った時、周りが何と云っても ただ ただ うれしかった。
土に触れる…貴方も体験して下さい。
うつわと料理:黒岩さん作
お漬け物だってメインなんだぞ:園崎さん作
いやされて…(灯りとり):黒岩さん作
お気に入りの大鉢:園崎さん作
鶏の唐揚げも器で絶品!:園崎さん作
2014年 9月